大阪で3月29日〜31日の期間開催された「VAPE EXPO JAPAN2018」の「VEPEJP」ブースで先行販売された「でにドリチ」最新作ジャンベです。
これを購入するために滋賀から大阪へ旅立ちました。
初日のレポート:
かなり人気のドリップチップでしたが、平日初日&数もたくさんあったようで、無事ゲット。
価格は会場限定で4000円でした。
手作りなので、高価ですが、かなり味が出ると評判なので、購入しました。
基本データ:
規格:510
素材:ウルテム(PEI)、真鍮
Oリング:連結2個
タイプ:だらだら吸い推奨、フレイバーチェイス
大きさ(ノギスとか持ってないので誤差あるかも):全高18ミリ(510接続部を除くと12ミリ)×太さ10ミリ
内径:入口4ミリ、出口2.5ミリ
新作ジャンベは、今までの、でにドリチとは違う形状をしています。
ジャンベとは、アフリカの太鼓のことで、この特徴的な形を現しているのかな?
くびれがあるので、くわえ心地が良いのかな〜?
大きさはこんな感じです。
横に置いたのは、コンチネンタルモッドのドリチ。
内径も6ミリでテーパーとか工夫はないけど、なんか一番気に入っています。
かなり細いドリップチップですね。
仕上がりに関しては、正直あんまり良くありません。
良くも悪くも手仕事の粗があります。
掘削傷もかなり残っていて、ヘアライン仕上げとは言えないレベル。
磨けばいいんですが、真鍮を挿入した中の部分にも結構傷が残っていて。
味も大事だけれど、VAPEって見た目も大事なので、ちょっと残念。
使い方が独特です。
ミストがぎゅっと濃縮され、真鍮部分が熱くなりがちになるため、ミストを直接舌にあてる感じで使用することで、味が強調されるようです。
で、くわえ心地なんですが、あんまり良くない。
「え?!」って思ったんですが、くびれ部分が短くて、普通に加えると天面の円盤部分が唇に当たって違和感があります。
「うわー、失敗したー」と思ったんですが、試していくうちに良いポジションを見つけました。
こう咥えると、自分の場合気持ちよくない。
でもこの様に若干斜めにして咥えると、ジャストフィット!!!
なんでかわかりませんが、これで解決。
でも咥え方が限定されるというのは、デメリットでもありますね。
個人の唇の厚さの問題とかあるのかな?
僕の使用感はこんな感じでした。
味に関しては、文句無しです。
現在の環境は、アトマイザーはペルソV3RDA(ベルキャップエアホール0.8ミリ穴)、コイルはN80ワイヤー27ゲージツイスト、3ミリコア6巻で0.75Ωというセッティングです。
試したリキッドはYOGIのオリジナル。
自分が持っている一番内径の細いKHW MODSのテフロン製のくびれドリップチップ(悲しいことに、このドリップチップの咥え心地最高なのよ)、内径3ミリに比べると、想像していた甘み強調よりも、深みというかコクのようなものを強く感じました。これがダラダラ吸い推奨って部分なのかな?
製作者の意図を考えるに、味と見た目の両立を目指したのかな? と思いました。咥え方の自由は制限されていますが、結構短く作られていて、いろんなアトマイザーとのフィッティングは良さそうに感じました。
独特の形状は、唯一無二感があり、所有欲を満たしてくれます。
しかし、仕上がりに関して今ひとつに感じてしまったのは事実で、その点は今後のアップデートに期待したところです。個人制作なので、生産性との兼ね合いもあると思いますが……。