とうとうこの日がやってきました。
下調べにして用意を万全に、入念にシミュレーションしましたが……。
Poquito RDAのビルドを開始します。
まず、シミュレータでコイルの抵抗値の予想値を出します。
ベイプは、ワイヤーでコイルを作り、それを熱してリキッドを煙にして吸う。抵抗値を下げると、その分立ち上がりが早くなり、煙の量が増えます。ただし、電池のスペックに見合った抵抗値にしておかないと異常発熱や爆発の危険性があるのです。
その計算は別の記事に記しますが、初心者の僕は、0.5Ωあたりの抵抗値に留めておくことにしています。
今回は、最初ということもあって、1Ωくらいを目指すことにしました。
しかし、シミュレータで調べたところ、カンタルワイヤー26ゲージでデュアルコイルで1Ωを目指すと、10巻くらい巻かなければいけません。Poquito RDAのデッキは結構狭いので、ちょっと大変。ここはシングルコイルで作ることにしました。
コイルは専用のコイルジグを使わず、手持ちのドライバー芯に巻きつけるカタチで。少々不格好ですが、上達していくのを楽しむ感じで。やってみて、気づいたのは、意外とコイルの先が尖っていて、指を傷つけます。
何個か作ってみて一番綺麗だったコイル。
アトマイザーそのものにも抵抗があるので、シミュレーター通りの抵抗値になりません。あとコイルの微妙な隙間などが関係しているのかも?
ビルド台で測ったら、抵抗値は1.18でした。
ドライバーんする前に注意するのは、コイルの切れっ端がデッキ内部に落ちていないか。コイルがデッキに接触していないか。ショートの原因になります。
コイルは手巻きで少々不格好でも、ドライバーンして柔らかい状態で摘むと結構カタチを変えてくれます。焼入れしすぎると味が落ちるそうなので、最初から綺麗に作るのが良いみたいですが。
ドライバーンする理由は、ワイヤー内の性質の不均一を取り除いて均一に熱が入るようにするためと、ワイヤー表面に膜を作って絶縁化するためらしいです。
Poquito RDAは、2個エアホールがあるので、片方はコットンで塞ぎます。
リキッドをしっかり染み込ませて完成です。
これにてビルドは完成。今回使用した道具は、また個別の記事にて紹介します。
次回は初のベイピング。